山形の伝統保存食・乾物「ひょう干し」の通販・販売




畑や道端に這うように生えている植物「ひょう」。
「すべりひゆ」が正式名称で多肉植物。中国では五行草と呼ばれ漢方薬「馬歯筧」（健康茶）にもなっています。このひょうを、わらびのように干して保存食にしたものが「ひょう干し」。山形では「”ひょっ”として良いことがあるかもしれない」とお正月に欠かせない料理として親しまれています。

ひょう干しってどんな味？
ひょうの弾力のある食感と、ほんの少しの鉄分と紅茶のような風味があり、味自体にはクセながないので、一緒に煮る具材や調理方法は自由です。

「ひょう干し」の戻し方
ひょう干しを軽く水洗いし、水から煮て、煮立ったら火を止めてそのまま一晩。翌日にザルにあげ、流水をかけたら、鍋に戻して水にさらしておきます。これで下ごしらえ終了。
※10gで2人分の煮物ができます。

「ひじきの煮物」を作るイメージで。
山形では、打ち豆、油揚げ、ちくわ、人参、糸こんにゃくなどを使います。油にはごま油やオリーブオイルを使っても。ひじきの煮物を作るイメージで、自由に「ひょう干し」料理をお楽しみください。


※生の「ひょう」は、6月下旬〜7月上旬頃が旬。
環境のよい畑に生えているものは、やわらかく、クセ（酸味やぬめり）が弱く味がよい。生のひょうを一度茹でこぼして「おひたし」や「辛子和え」にすると爽やかで乙な味。ご希望の方は、畑に生えている「生のひょう」をお届けします（7月上旬〜中旬まで）。1000円/1kg（税・クール送料別）　メールにてお問い合わせください。

★こちらのカテゴリーで山形の郷土料理ができる芋がら、干しわらび、干しぜんまい、凍み大根、山形の漬物などを季節限定販売しております。