大きくて甘い桃「川中島白桃」

　晩生の桃『川中島白桃』は、数ある桃の品種の中でも、ひとまわり大きく、とても甘い桃です。完熟した桃の皮を剥くと、とろりと柔らかい果肉から果汁がじんわりと溢れます。そして、芳醇な香りを放ち、口に入れるとコクのある甘さが広がります。この季節の至福の果実です。桃は、良質の食物繊維やポリフェノールが多く、栄養面でも優れている果実です。どうぞ、全国有機農法連絡会の渾身作撰の桃「川中島白桃」をお楽しみください。

田んぼに囲まれ、いつもそよ風が通り過ぎる阿部さんの果樹園。
　桃づくりは、まだ雪解けする前から始まる剪定作業から。春になると、すべての枝に手を入れて、摘蕾、滴花、初夏の摘果を行います。さらに、袋掛け、収穫前の葉摘みと、桃はとかく手作業の連続。桃は手の数だけうまくなる、という言葉がぴったりです。さらに味を支えているのは肥培管理にもあります。魚や海藻などアミノ酸が豊富な肥料や、土壌微生物に有効な炭の粉、天然花崗岩から溶出したミネラル類などを良質な有機肥料を施します。下草も定期的に刈り込むことで表層の乾燥を防ぎ、微生物の住処として地表部の理想的な形を作ります。こうするとことで樹勢が整い、葉の艶はよくなり、光合成も盛んに行われます。また、環境を整え、健全に丁寧に育てることによって、環境と人間への害が指摘されているネオニコチノイド系の農薬を使用せずに減農薬に努めています。最後の仕上げは、山形の気候風土。夏でも夜温は低く、果樹はエネルギー（糖）の浪費が少なく夏バテしません。その恩恵を受けた果実は、風味がよく、濃厚な味わいとなります。
　食べる人と産地で作る人が一体になることで、この桃が存在しています。いつもありがとうございます。


●規格：「川中島白桃」
　硬めがお好みの方：「クール便」を選択してください。
●お届け期間：8月中下旬〜8月下旬予定　収穫次第、順次出荷となります。

●宅配便：クロネコヤマト/普通便　
　時間帯指定：交通事情、物流量、エリアによって遅延する場合がございます。
　必ずお約束できるものではないことを予めご了承ください。
●出荷のご連絡：事前にメールにてお知らせします。
●栽培：農薬を慣行レベルに比べて2割以上削減。


＜桃の食べ頃とお願い＞


●食べ頃・・・
　桃は、食卓などで2〜3日ほど追熟させてから食べる果物。
　○食べごろは・・・
　芳醇な香りが強くなる、皮をつまんで引くと、すーっと剥ける、など。
　※食べる前に冷蔵庫で30分ほど冷やすとより一層おいしくなります。
　○果肉の変色を抑えるために・・・
　カット後にレモン水や塩水にさらしてからお召し上がりください。
　○追熟後、1〜2日ならば冷蔵庫の野菜室で保管ができます。
　※追熟少し前の桃、過熟したものは不可

●届きましたら・・・
　桃をひとつひとつ丁寧に取り出します。その際に、底面の確認をお願いします。底面や全体に著しい傷みがありましたら箱に戻して当会までご連絡ください（輸送上に問題があったと考えられます）。運送業者がお引取りの上、良品に代えてお届け致します。（桃の収穫が終了している場合はその都度ご相談致します）

●お願い・・・
　桃は熟しやすく果肉の柔らかいデリケートな果実です。重量があるためにちょっとした衝撃を受ければすぐに傷みにつながります。桃がまだ未熟で固い状態でお届けすれば傷みは防げますが、あきらかに美味しさに欠けます。そのため、おいしさと熟度のバランスを考えた桃をお届けてしております。若干の押しキズ等、部分的なもの、商品保管中の傷みにつきましてはどうかご容赦下さいますようお願い致します。